暑さが少しおさまった午後に、山にセミ探しに行ってきた子どもたち。
どうやら抜け殻を見つけたようです。初めて抜け殻を見た子もいたようで、
「死んじゃってるの?」
するとすかさず隣の子が、
「違うよ。中身はどこかに飛んで行ったんだよ。」
と教えてあげていました。
抜け殻は大事に虫かごに入れてクラスへ。
抜け殻でも子どもたちにとっては宝物です。
一方、「先生!セミが・・・・」と年長さんの子どもが職員室に入ってきました。
「かかとにセミが。。。。」
そんなこともあるのですね。
「◯◯くんのこと気に入ったんじゃない?」と聞くと、
うれしいような、迷惑そうな顔をしていました。
でも職員室を出るときは、そろりそろり。。。
セミが落ちないように足を引きずりながら出ていきました。
命を言葉で教えることはすごく難しいです。
でも子どもたちは、幼稚園にいる虫や植物、そこに確かに存在する命から、
きっと何かを感じています。
運動会等、2学期は大きな行事もありバタバタする時期ですが、
普段の生活の中にある、子ども達の学びも大切にしたいと思います。